災害後の心ケア関連ブログ 心に不安や異変を感じる方ご覧になってみて下さい。
自立支援医療 埼玉県HP 心のお病気で通院されている方、ご覧下さい。
強迫性障害についてお話してきましたが、今日はまとめとしてお話したいと思います
。
【家族の在り方】
・強迫性障害は傍から見ると理解しがたい面があるため、気合いが足りないとか
間違ったアドバイス、例えば確認強迫症の人に不安なら「メモをしなさい」などと
言うと確認の前にメモもしなくてはならないと、確認行為が増えてしまいます。
他の病気とも類似点がありますから、家族が思い込んで対処方法を間違って
進める 事の無いように病気について正しい知識と理解をしましょう。
・辛い事ですが、本人の訴えに従って強迫行為を手伝ったり家族が従いますと
かえって 症状が悪化します。強迫行為に巻き込まれないようにして下さい。
・家族が本人に代わって何でもしてあげる、又は批判が多い環境は本人の自信が育ち
にくいといえます。そのため出来ている事にも自信が持てず確認行為がやめられない
と言う事も ありますので、干渉しすぎないようにしましょう。
・本人が、学生や仕事ができなくなっている場合汚染/洗浄にとらわれている場合大量に
除菌用品や光熱費に負担がかかります。そういった事に気づかせるのに少し距離を
取る事も 必要です。家族間で「おはよう」「ありがとう」など少し他人行儀に感じる
接し方をする事で精神的に距離が置けて、負担をかけていた事に気づく事があります。
【こんな事があります】
・強迫障害の方は比較的おとなしかった方が多いですが、強迫症状による辛さからその
はけ口が家族に向かう場合があります。
強迫行為の最中はそのことしか考えられませんから、邪魔されたり手伝ってもらえない
と腹を立てて、人が変わったように怒る事があります。
・中学高校生の反抗期時期に多く見られますが、親に「お前のせいだ」「お前のせいでこう
なった」「育て方が悪い」などと責める事もありますが、成長期には社会に対する不安が
健康な人でも大きくなってきますので不安の表れと理解してあげて下さい。
・乱暴や自傷行為がある場合は、必ず専門家に相談して下さい。
【治療に不安な方】
・強迫症状に支配された生活は嫌だと思いますが新たに『受診』と言うのも怖いですよね。
インターネットなどで良く調べて、不安をなるべく少なくして下さい。
・何かを決めるのも苦手ですよね。病院や医師と合わなかったら、交通機関の問題など不安
は積算 されると思いますが、そこでなければダメな事はないのです。合わないとか無理
だったら別の所を考えればいいという気持ちで受診して下さい。
・過去に受診して上手くいかず不安を持っている方は、強迫性障害の専門医ではなかったとし
専門医を探して下さい。受診前に医療機関へ事前に問い合わせて専門医がいる病院に行き
ましょう。
【回復期】『病気と共存』
・強迫症状も全部は消えなくても、出来た事を大切に残っているところを気にするより
出来た事に対して評価し成功体験としましょう。
・健康な人も一日や一ヶ月、一年を通して波の無い時はありません。調子の悪い時は
あるがままに受け入れて、明日があると無理をしないで下さい。
・小さなことでも、出来た事・頑張った事を記す「成功体験貯金ノート(手帳)」を
作って下さい。
しばらく続けて読み返すと、自分を客観的に見て頑張った事が励みになります。
・他人と自分を比べないで、今できる事に目を向け集中しましょう。生活のリズムが
崩れないように昼夜逆転・運動不足にならないように、その日にやる事を書きだして
(無理のない範囲)先送りにしないようにしましょう。
【折り合いをつける】
・病気と折り合いをつけるってどういう事?と思いますがキャメロン・ディアスも
汚染/洗浄の強迫行為があり、ドアを素手で触れない・何回も手を洗うなど女優さんを
していて大変だったと思いますが、それも自分の個性だと受け入れるようになったり
サッカー選手のベッカムは対象や数のこだわりがあります。
冷蔵庫の中は全て2個ないし偶数で入っているようですし、まっすぐに並んでいないと
気になるようですが、ビクトリア夫人は冷蔵庫の中が左右対称綺麗に片付いているぐら
いに受け止めています。
強迫行為による本人や家族が苦痛を取り除く事ができたら、全ての症状を消し去ること
よりもそれを個性として折り合いをつけていく事も必要かと思います。
症状を消し去る事ばかりにこだわり過ぎると新たな強迫観念が起きたり症状が長引く事が
あります。
7回にわたって強迫性障害についてお話してきましたが、お役にたちましたでしょうか。
強迫性障害は大変難しい病気で、ご家族も大変苦労されると思います。
毎回文章も長くなりまして最後までお読み頂くのも大変だったと思いますが、お付き合い
ありがとうございました。
強迫性障害に関しましては、またよく研究いたしましてお伝えきれなかったことなども
次回機会がありましたらお話したいと思ったいます。最後までお付き合いありがとうござい
ました
。
いつも1ポチありがとうございます
。
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強迫性障害についてお話してきましたが、今日はまとめとしてお話したいと思います

【家族の在り方】
・強迫性障害は傍から見ると理解しがたい面があるため、気合いが足りないとか
間違ったアドバイス、例えば確認強迫症の人に不安なら「メモをしなさい」などと
言うと確認の前にメモもしなくてはならないと、確認行為が増えてしまいます。
他の病気とも類似点がありますから、家族が思い込んで対処方法を間違って
進める 事の無いように病気について正しい知識と理解をしましょう。
・辛い事ですが、本人の訴えに従って強迫行為を手伝ったり家族が従いますと
かえって 症状が悪化します。強迫行為に巻き込まれないようにして下さい。
・家族が本人に代わって何でもしてあげる、又は批判が多い環境は本人の自信が育ち
にくいといえます。そのため出来ている事にも自信が持てず確認行為がやめられない
と言う事も ありますので、干渉しすぎないようにしましょう。
・本人が、学生や仕事ができなくなっている場合汚染/洗浄にとらわれている場合大量に
除菌用品や光熱費に負担がかかります。そういった事に気づかせるのに少し距離を
取る事も 必要です。家族間で「おはよう」「ありがとう」など少し他人行儀に感じる
接し方をする事で精神的に距離が置けて、負担をかけていた事に気づく事があります。
【こんな事があります】
・強迫障害の方は比較的おとなしかった方が多いですが、強迫症状による辛さからその
はけ口が家族に向かう場合があります。
強迫行為の最中はそのことしか考えられませんから、邪魔されたり手伝ってもらえない
と腹を立てて、人が変わったように怒る事があります。
・中学高校生の反抗期時期に多く見られますが、親に「お前のせいだ」「お前のせいでこう
なった」「育て方が悪い」などと責める事もありますが、成長期には社会に対する不安が
健康な人でも大きくなってきますので不安の表れと理解してあげて下さい。
・乱暴や自傷行為がある場合は、必ず専門家に相談して下さい。
【治療に不安な方】
・強迫症状に支配された生活は嫌だと思いますが新たに『受診』と言うのも怖いですよね。
インターネットなどで良く調べて、不安をなるべく少なくして下さい。
・何かを決めるのも苦手ですよね。病院や医師と合わなかったら、交通機関の問題など不安
は積算 されると思いますが、そこでなければダメな事はないのです。合わないとか無理
だったら別の所を考えればいいという気持ちで受診して下さい。
・過去に受診して上手くいかず不安を持っている方は、強迫性障害の専門医ではなかったとし
専門医を探して下さい。受診前に医療機関へ事前に問い合わせて専門医がいる病院に行き
ましょう。
【回復期】『病気と共存』
・強迫症状も全部は消えなくても、出来た事を大切に残っているところを気にするより
出来た事に対して評価し成功体験としましょう。
・健康な人も一日や一ヶ月、一年を通して波の無い時はありません。調子の悪い時は
あるがままに受け入れて、明日があると無理をしないで下さい。
・小さなことでも、出来た事・頑張った事を記す「成功体験貯金ノート(手帳)」を
作って下さい。
しばらく続けて読み返すと、自分を客観的に見て頑張った事が励みになります。
・他人と自分を比べないで、今できる事に目を向け集中しましょう。生活のリズムが
崩れないように昼夜逆転・運動不足にならないように、その日にやる事を書きだして
(無理のない範囲)先送りにしないようにしましょう。
【折り合いをつける】
・病気と折り合いをつけるってどういう事?と思いますがキャメロン・ディアスも
汚染/洗浄の強迫行為があり、ドアを素手で触れない・何回も手を洗うなど女優さんを
していて大変だったと思いますが、それも自分の個性だと受け入れるようになったり
サッカー選手のベッカムは対象や数のこだわりがあります。
冷蔵庫の中は全て2個ないし偶数で入っているようですし、まっすぐに並んでいないと
気になるようですが、ビクトリア夫人は冷蔵庫の中が左右対称綺麗に片付いているぐら
いに受け止めています。
強迫行為による本人や家族が苦痛を取り除く事ができたら、全ての症状を消し去ること
よりもそれを個性として折り合いをつけていく事も必要かと思います。
症状を消し去る事ばかりにこだわり過ぎると新たな強迫観念が起きたり症状が長引く事が
あります。
7回にわたって強迫性障害についてお話してきましたが、お役にたちましたでしょうか。
強迫性障害は大変難しい病気で、ご家族も大変苦労されると思います。
毎回文章も長くなりまして最後までお読み頂くのも大変だったと思いますが、お付き合い
ありがとうございました。
強迫性障害に関しましては、またよく研究いたしましてお伝えきれなかったことなども
次回機会がありましたらお話したいと思ったいます。最後までお付き合いありがとうござい
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Last Modified : -0001-11-30