災害後の心ケア関連ブログ 心に不安や異変を感じる方ご覧になってみて下さい。
自立支援医療 埼玉県HP 心のお病気で通院されている方、ご覧下さい。
大型でノロノロ台風は、ずいぶん雨を降らして被害も出ているようです。
これ以上、被害が出ませんようにお祈りいたします。
今日は、子供の強迫性障害についてお話します。
強迫性障害の発症のピークは10歳前後と21歳前後の2つのピーク時期が
あると言われています。
過半数は18歳未満で発症すると言われ、子供の発症は男児のほうが多いと
言われていますが子供の強迫性障害は周囲にわかりにくいのも特徴です。
子供の強迫性障害では汚染/洗浄、確認のような古典的なものが多いようですが
心が発達途上のため、症状の特徴がはっきりせず専門家でも診断が難しいと
言われています。
【タイプ1】
・強迫性障害の症状を人に話しづらいまたは、本人が隠すという事があります
・誰にも相談できず一人で悩み苦しんでいる
・学校や外出先など親のいないところで強迫性障害の症状が出る
・人前では強迫行為をなるべくしないように隠す
【タイプ2】
・家族・周囲の人を強迫行為に巻き込む
・本人、親の生活や精神に広く影響する
・思春期には、健康な子供でも色々な事が気になってくる時期でもっと過敏になる
・強迫行為が生じてもっと親に反抗し家族ともトラブルが激しくなる。
【タイプ1・2混合型】
【強迫症状】
・言葉や心の成長過程のため漠然と、汚れがうつる・汚いなどであまり言葉で意識しない
・「どこかおかしい」と大人が感じるような不合理感がない
・対称性や色や音の感覚、自分の身体へのこだわり、特定の動作を繰り返す
・現実離れした感覚や拒絶などがあって統合失調症とも間違われやすい
・発達障害などと併発するとパニックを起こす事もある
【困る事】
・学校に行く準備、通学に確認の強迫行為から時間がかかる
・本を読んだりノートを書くのに時間がかかる
・学校のトイレに入れない
・確認行為のためテストが時間内に出来ない
・他の人に見られないように強迫行為をするため不審に思われる
【診断・治療】
子供が強迫性障害と診断されますと治療はほぼ大人と同じですが、受診先としては
精神科です。強迫性障害の専門医は少なく中でも児童思春期専門となるとますます
探すのが困難です。子供の精神疾患を専門とする小児精神科や思春期外来も多くは
ありませんので発達障害専門外来など子供の対応に慣れた先生診に察して頂くのが
望ましいかと思います。
スクールカウンセラーや精神保健福祉センターなどに問い合わせて相談する事も
良いかと思います。
何よりも治療優先と考えたほうが、本人家族のためだと思いますので、学業は二の次
強迫性障害の症状によっては通学がとても困難ですから、今は通信教育の制度も良く
なっていますので焦らず、様々な活動団体と情報を交換して本人に合った対策を考えて
行く事が大切かと思います。
*お子様の薬物治療は、脳への影響を考えて慎重であるべきと考えます。
薬物治療の他に出来る事を十分話しあって必要最低限と考えたほうが良い
と思います。
全国精神保健福祉センター 一覧表はコチラから
埼玉県精神保健福祉センター コチラから
子供のこころ病気患者会 心の広場
お子さんの強迫性障害の見極めは大変難しい病気だと思います。
また、発症して大人になっても本人や家族周囲は色々大変な事も多くあります。
やはり、早期に診断・治療が回復への道ですから適切な治療をはじめられる事が
望ましいと思います。
次回は、強迫性障害の治療方法についてお話したいと思います
。
いつも1ポチありがとうございます
。
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大型でノロノロ台風は、ずいぶん雨を降らして被害も出ているようです。
これ以上、被害が出ませんようにお祈りいたします。
今日は、子供の強迫性障害についてお話します。
強迫性障害の発症のピークは10歳前後と21歳前後の2つのピーク時期が
あると言われています。
過半数は18歳未満で発症すると言われ、子供の発症は男児のほうが多いと
言われていますが子供の強迫性障害は周囲にわかりにくいのも特徴です。
子供の強迫性障害では汚染/洗浄、確認のような古典的なものが多いようですが
心が発達途上のため、症状の特徴がはっきりせず専門家でも診断が難しいと
言われています。
【タイプ1】
・強迫性障害の症状を人に話しづらいまたは、本人が隠すという事があります
・誰にも相談できず一人で悩み苦しんでいる
・学校や外出先など親のいないところで強迫性障害の症状が出る
・人前では強迫行為をなるべくしないように隠す
【タイプ2】
・家族・周囲の人を強迫行為に巻き込む
・本人、親の生活や精神に広く影響する
・思春期には、健康な子供でも色々な事が気になってくる時期でもっと過敏になる
・強迫行為が生じてもっと親に反抗し家族ともトラブルが激しくなる。
【タイプ1・2混合型】
【強迫症状】
・言葉や心の成長過程のため漠然と、汚れがうつる・汚いなどであまり言葉で意識しない
・「どこかおかしい」と大人が感じるような不合理感がない
・対称性や色や音の感覚、自分の身体へのこだわり、特定の動作を繰り返す
・現実離れした感覚や拒絶などがあって統合失調症とも間違われやすい
・発達障害などと併発するとパニックを起こす事もある
【困る事】
・学校に行く準備、通学に確認の強迫行為から時間がかかる
・本を読んだりノートを書くのに時間がかかる
・学校のトイレに入れない
・確認行為のためテストが時間内に出来ない
・他の人に見られないように強迫行為をするため不審に思われる
【診断・治療】
子供が強迫性障害と診断されますと治療はほぼ大人と同じですが、受診先としては
精神科です。強迫性障害の専門医は少なく中でも児童思春期専門となるとますます
探すのが困難です。子供の精神疾患を専門とする小児精神科や思春期外来も多くは
ありませんので発達障害専門外来など子供の対応に慣れた先生診に察して頂くのが
望ましいかと思います。
スクールカウンセラーや精神保健福祉センターなどに問い合わせて相談する事も
良いかと思います。
何よりも治療優先と考えたほうが、本人家族のためだと思いますので、学業は二の次
強迫性障害の症状によっては通学がとても困難ですから、今は通信教育の制度も良く
なっていますので焦らず、様々な活動団体と情報を交換して本人に合った対策を考えて
行く事が大切かと思います。
*お子様の薬物治療は、脳への影響を考えて慎重であるべきと考えます。
薬物治療の他に出来る事を十分話しあって必要最低限と考えたほうが良い
と思います。
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お子さんの強迫性障害の見極めは大変難しい病気だと思います。
また、発症して大人になっても本人や家族周囲は色々大変な事も多くあります。
やはり、早期に診断・治療が回復への道ですから適切な治療をはじめられる事が
望ましいと思います。
次回は、強迫性障害の治療方法についてお話したいと思います


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Last Modified : -0001-11-30