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2011-09-02 (Fri) 10:32

強迫性障害(3) 生活への影響

災害後の心ケア関連ブログ 心に不安や異変を感じる方ご覧になってみて下さい。
自立支援医療 埼玉県HP 心のお病気で通院されている方、ご覧下さい。

強迫性障害により、日常生活に支障が起き普通の生活がしずらくなります。
生活への影響についてお話します

まず、強迫症状に時間がかかりとても疲れ、行けない場所が増えてしまいます。
症状が軽いうちは何とかなりますが、重くなってきますと一日の大半を症状に
費やされ、症状に支配されます。

☆本人はともかく、その症状により家族がまきこまれる事があります。
・綺麗な場所と汚れた場所の区別を家族にも守らせる
・家族が触ってはいけない場所がある
・本人が汚れていると感じるところを家族に掃除させる
・家族が外から帰るとシャワーと着替えを要求する
・洗濯物を外に干させない

これは、本人が強迫行為に苦しんでいるのを見かねて家族が安心させてあげようと
手伝ってあげることから始まる事が多いです。
一時的な安心を与えてあげても結果、家族全員で強迫行為を行う事になってそまい
症状を悪化させてしまうことにもなります。

強迫行為が発症しやすい場所に浴室・トイレ・洗面所など共用の施設が多いです。
その為、本人の強迫行為により汚れてないと感じるまでには、普通の人の何倍も
時間を費やしてから使用するためどの場所も長時間占領します。
出勤前にトイレが使えない、深夜になるまでお風呂に入れないなどは同じ年ごろの
兄弟(姉妹)が発症した場合、発症していないほうがストレスを感じうつ病や睡眠障害を
起こす事があります。

金銭的な負担もあります。
本人は、症状が悪化すると学校や仕事を続ける事ができなくなり、一日中強迫行為
に時間を費やし家族は将来の不安を感じます。
不潔恐怖はトイレットペーパー、除菌用洗剤などを大量に使います。頻繁に手を洗い
シャワーを使い洗濯しますから、電気・水道・ガス代がとてもかかります。

強迫性障害は、なかなか他人に理解もしてもらえません。
自分でやっている強迫行為に苦痛や不安を感じるのですから「やめればいい」と周囲は
思うのですが、やめられないのです。
手を洗い過ぎて、皮膚病や出血を伴っても手を洗い続けます。自分を守る行為が自分に
負担をかけてしまうという皮肉な病気なのです。
携帯電話のように洗えない物(紙類)などに対して聖域として症状が出ない場合があり
ますので自分勝手だとか何度も確認する行為から、時間がかかってしまい仕事をやる気が
ないなどと人に誤解される病気です。

また、強迫性障害の方には多くうつ病になるケースが報告されています。
強迫症状による、不安やイライラの不快な感情も伴い気分が落ち込み悲観的になります。
うつ病予防には疲れないようにする事ですが、学校や仕事を休むと時間ができて強迫症状の
時間が増えてしまう悪循環になる事もあります。

うつ病になっても強迫行為はやめられませんので、ますます疲れてやる気も気力もなくなる
ことになりますので、とにかく焦らないで無理をしない事です。

強迫性障害は難しい病気で、ハッキリ解明されていない事も多くあります。
次回は、原因を考えてお話ししようと思います




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