災害後の心ケア関連ブログ 心に不安や異変を感じる方ご覧になってみて下さい。
認知行動療法の基本となる「型」は・認知(思考、考え)・感情(気分)
・行動の3つがバランス良く関連しているかが基本となります。
認知の歪みにより考えられる思考や行動を治す、修正すると言い
ます。
私達、人間の感情は理性と感情が正常に機能している姿が人間
らしいといえます。
現代社会では、成績や成果主義を重視するあまり感情の働きを
封じ心身のバランスが崩れてしまいます。
認知行動療法では、理性と感情をバランス良く扱い、思考・感情
・行動を大切にするものです
。
認知(思考、考え)=考え方。
状況をどのようにとらえているか、意識しているというより自然に
浮かぶ考えや癖のようなもの。動思考とも呼ぶ。
感情(気分)=物事に対する感じ方です。
喜び・楽しみ・不安・怒り・恐れ・落ち込み・悲しみ・罪悪感・恥など
です。
行動=実際している事。
自覚しやすい事ですが、自分の行動を捉えるのが難しい人もいます。
ルームでは、この3つを基盤としてホームワークに取り掛かって頂き
ます。認知が、感情(気分)と行動にどのような影響を与えているか
確認し、理性と感情・感情と行動をバランスよく見る練習をします
。
【考え方のポイント】
皆さん、毎日を過ごす中で意識している考えの他に何気なく浮かぶ
頭の中に心の声のようなものが浮かぶ事に気付きませんか?
それを『自動思考』といいます
。
自動思考=自動的に根拠なく浮かぶ考え。自然に湧き起こる考え。
瞬間的思い浮かぶ考え。
・自動思考は、言葉の事もあればイメージや記憶だったりもします。
・自動思考を見つけるには、気分が大きく動揺した時に頭の中に浮
かんで いる事に注目します。
(例)
会議で発表する資料を準備しながら頭をよぎる「失敗したらどうしよう」
「恥をかいたらどうしよう」「きっと上手くいかない」などと思い浮かぶ。
友人関係で「私はどうせ嫌われる」「私の話は面白くない」「会話が途
切れたのは私のせいだ」など他には、「どうせ頑張ってもダメだ」「今度
失敗したらもう終わりだ」「家族は私のせいで怒っている」「生きていて
も仕方がない」など根拠の無い事に思考はとらわれ感情(気分)や行動
に影響を与えていきます
。
ルームでは、自動思考を捉えるのにホームワークで自動思考を簡単
な日記形式で言語化し紙に記入して頂きます。
それによってどう思ったか、思考(気分)と行動を確認してカウンセラー
と話しあいます。
スキーマ(考え方の癖)=自動思考の奥底にあるものは考え方の癖です。
自動思考の核となる信念のようなものです。
・「自分はダメな人間だ」というような自己否定的な考え。
・考え方の癖を作る中核信念で、考え方のパターン。
認知の中核にあるスキーマを捉える事は、そこに大きな問題があり
症状を引き起こしているという事に気付きます。
「完璧でないといけない」「自分は嫌われている」「自分は何の取り柄
も才能も無いダメな人間だ」などや、良いか悪いか、白か黒か二者選
択以外に考えられない。こういった、中核信念に気付く事は認知行動
療法による大発見です。あとは、スキーマに対して修正を行っていき
ます。
こういったことの確認作業に、ホームワークは大活躍いたします。
物事を言語化し、何度も書いて間違った信念の修正をカウンセラーと
話しあたり、修正された考えを脳に覚えさせていきます。
如何でしょうか、認知(思考・考え)に対する介入をお話ししましたがご
理解いただけましたでしょうか。
今回は、認知行動療法の認知(思考・考え方)についてお話しましたので
次回は行動の介入についてお話したいと思います
。
いつも1ポチありがとうございます
。
認知行動療法の基本となる「型」は・認知(思考、考え)・感情(気分)
・行動の3つがバランス良く関連しているかが基本となります。
認知の歪みにより考えられる思考や行動を治す、修正すると言い
ます。
私達、人間の感情は理性と感情が正常に機能している姿が人間
らしいといえます。
現代社会では、成績や成果主義を重視するあまり感情の働きを
封じ心身のバランスが崩れてしまいます。
認知行動療法では、理性と感情をバランス良く扱い、思考・感情
・行動を大切にするものです

認知(思考、考え)=考え方。
状況をどのようにとらえているか、意識しているというより自然に
浮かぶ考えや癖のようなもの。動思考とも呼ぶ。
感情(気分)=物事に対する感じ方です。
喜び・楽しみ・不安・怒り・恐れ・落ち込み・悲しみ・罪悪感・恥など
です。
行動=実際している事。
自覚しやすい事ですが、自分の行動を捉えるのが難しい人もいます。
ルームでは、この3つを基盤としてホームワークに取り掛かって頂き
ます。認知が、感情(気分)と行動にどのような影響を与えているか
確認し、理性と感情・感情と行動をバランスよく見る練習をします

【考え方のポイント】
皆さん、毎日を過ごす中で意識している考えの他に何気なく浮かぶ
頭の中に心の声のようなものが浮かぶ事に気付きませんか?
それを『自動思考』といいます

自動思考=自動的に根拠なく浮かぶ考え。自然に湧き起こる考え。
瞬間的思い浮かぶ考え。
・自動思考は、言葉の事もあればイメージや記憶だったりもします。
・自動思考を見つけるには、気分が大きく動揺した時に頭の中に浮
かんで いる事に注目します。
(例)
会議で発表する資料を準備しながら頭をよぎる「失敗したらどうしよう」
「恥をかいたらどうしよう」「きっと上手くいかない」などと思い浮かぶ。
友人関係で「私はどうせ嫌われる」「私の話は面白くない」「会話が途
切れたのは私のせいだ」など他には、「どうせ頑張ってもダメだ」「今度
失敗したらもう終わりだ」「家族は私のせいで怒っている」「生きていて
も仕方がない」など根拠の無い事に思考はとらわれ感情(気分)や行動
に影響を与えていきます

ルームでは、自動思考を捉えるのにホームワークで自動思考を簡単
な日記形式で言語化し紙に記入して頂きます。
それによってどう思ったか、思考(気分)と行動を確認してカウンセラー
と話しあいます。
スキーマ(考え方の癖)=自動思考の奥底にあるものは考え方の癖です。
自動思考の核となる信念のようなものです。
・「自分はダメな人間だ」というような自己否定的な考え。
・考え方の癖を作る中核信念で、考え方のパターン。
認知の中核にあるスキーマを捉える事は、そこに大きな問題があり
症状を引き起こしているという事に気付きます。
「完璧でないといけない」「自分は嫌われている」「自分は何の取り柄
も才能も無いダメな人間だ」などや、良いか悪いか、白か黒か二者選
択以外に考えられない。こういった、中核信念に気付く事は認知行動
療法による大発見です。あとは、スキーマに対して修正を行っていき
ます。
こういったことの確認作業に、ホームワークは大活躍いたします。
物事を言語化し、何度も書いて間違った信念の修正をカウンセラーと
話しあたり、修正された考えを脳に覚えさせていきます。
如何でしょうか、認知(思考・考え)に対する介入をお話ししましたがご
理解いただけましたでしょうか。
今回は、認知行動療法の認知(思考・考え方)についてお話しましたので
次回は行動の介入についてお話したいと思います


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Last Modified : 2021-03-21