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カウンセラーのhealing diaryです。
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2020-11-16 (Mon) 19:02

アサーショントレーニング

自立支援医療制度:心身のお病気の医療費の自己負担額を軽減する公費です。

コロナウイルスの治療に当たる医療従事者の皆さま、コロナ対策に当たっていてくださる全ての皆さま、今日も本当にありがとうございます。私たちも感染予防を頑張りましょう。

今日は、暖かな快晴で気持ちの良い秋を感じます(^^)

今年は、年始に所信表明でワークや資料の見直しをしますとお約束致しましたが、アサーショントレーニングもリニューアルしました。

アサーションとは、自分と他者の権利を侵すことなく、自分の意思や感情を適切に表現することです。アサーションの考え方や理論は、1950年代に行動療法という心理療法のなかで提唱されました。その後、1960~70年に、アメリカにおいて黒人や女性の権利を主張する人権運動が活発になるなか、抑圧されてきた人々が適切に自己主張し、声を上げる方法として発展してきたものです。アサーションは、「自他尊重の自己表現」です。自分の気持ちや考えを素直に爽やかに話す、伝え、相手の気持ちや考えをよく聴くという相互交流・相互作用が含まれています。互いに率直に、素直に正直に自分の気持ちや考えを伝え合い、聴き合うという意味合いがあります。アサーショントレーニングでは、アサーションassertionを辞書で引きますと、主張・断言という和訳になりますが、その意味とは少し違いますので、和訳せずアサーションという言葉をそのまま使います。爽やかな自己表現・自他尊重といった意味で解釈して下さい。

人間の関係の持ち方として、大きく分けて3つあります。第一に自分よりも他人を優先するタイプ、第二に自分を優先するタイプ第三は自分の事を考えるが他者にも配慮するタイプです。アサーションとは第三のタイプを言います。


・第一のタイプ non-assgrtive (ノン・アサーティブ) 非主張的
・第二のタイプ aggressive (アグレッシブ) 攻撃的
・第三のタイプ assertive (アサーティブ) 自他尊重

アサーティブな表現とは、自分の気持ち、考え、思っていることを素直に正直に、その場その時にふさわしく表現することです。自己主張との違いは、相手にもその権利があるということです。

素直にお互いの意見、考えを話すと相手が自分の意見に賛同できなかったり、またその逆もあるわけです。他者との葛藤は、時に面倒になることもありますが、すぐに折れて相手の意見に賛同したり、相手を自分の意見に同意させるのは、あとあと気持ちがよくありませ。意見を出し合い、譲ったり譲られたりで双方に納得のいく結論を出そうとするのがアサーションです。

ルームにおいでの方々には、積極的にトレーニングを受けて頂いております。コミュニケーションスキルに大切なアサーショントレーニングです。興味のある方は、是非トレーニングを受けてみて下さい。


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年始に所信表明で今年の目標の一つに、資料ワークの見直しを4月までに完成とお約束しました。リニューアルしたワーク資料達は4月までに出来ました。追加のアサーショントレーニングは、この後になってしまいましたが、一応目標達成です!

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10年ぶりの改訂版アサーショントレーニングワーク。


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Last Modified : 2020-11-16

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