自立支援医療制度:心身のお病気の医療費の自己負担額を軽減する公費です。
さいたま市は午後から雨が降っています・・・。
何だかすっかり涼しくて、残暑は戻ってくるのでしょうか・・・
日暮れも日に日に早くなってきて、秋の訪れと共に樹木希林さん、山本KIDさんらの訃報も続き心が寂しくなります。
樹木希林さんの、全身がんを公表されてからの人生観や人生の仕舞い方に、自分の生き方を見つめました・・・。
クライエントさんの中には、親しい人とのお別れが続いてしまっていたなか、テレビでも毎日訃報が続き秋の寂しさも相まって益々気持ちの整理が付かないとご相談がありました。
大切な人とお別れがあった方の心のケアで、アメリカのグリーフカウンセラー、E・A・グロルマン氏は以下10ヶ条を提唱されています。
1.どのような感情もすべて受け入れよう
死別によって、いろいろな感情が次々とわいてくるでしょう。悲しみ、後悔、不安、怒り。こんな感情を持ってはいっけないという感情はありません。自分を責めてはいけません。どんな感情が湧いてきても、OKです。
2.感情を外に表そう
涙を流してもいい。大声を出してもいい。落ち込んでいてもいい。無理に感情を表現する必要もありませんが、無理に抑えることもありません。普段とは違います。大切な人を亡くしました。感情を出してもよいのです。
3.悲しみが一夜にして癒えるなどとは思わないように
死別の悲しみがいやされるまで、残念ながら時間はかかります。覚悟しましょう。何年もかかるかもしれません。少しずつ、少しずつ、癒されていくでしょう。
4.家族とともに悲しみを癒そう
家族、親戚とともに、泣きましょう。共に思い出を語りましょう。
5.孤独の世界へ逃げ込むのは、悲しみを癒す間違った方法
深い悲しみの中で、一人になりたいと思うこともあるでしょう。でも、深い悲しみの中で、一人になると、ろくなことを考えません。深刻になるばかりです。誰に何を話しても、現実はなにもかわりません。でも、誰かと一緒にいて、誰かと共に泣き、共に話をすると、不思議なことなのですが、心が軽くなります。悲しむのは良いことですが、悲しみに飲み込まれないように。
6.友人は大切な存在
友達と話し合って、あなたの気持ちを聞いてもらって下さい。
7.自助グループの助けを借りて、自分や他の人を助けよう
あなたの気持を簡単にはわかってもらえないでしょう。でも、同じ体験をしている人なら、もしかしたら、わかってもらえるかもしれません。時には専門家のアドバイスよりも、大きな力になるかもしれません。
8.カウンセリングを受けることも、悲しみを癒すのに役に立つ
必要であれば、専門家の力も借りましょう。人に相談することは、あなたの弱さの表れではなく、乗り越えようとするあなたの勇気の現れです。
9.自分を大切に
真実の自分に気づくために一人だけになる時間を持つことです。
あなた自身が自分というものを大切にしないかぎり、あなたを真に大切にしてくれる人はだれもいないのです。
10.愛する人との死別という苦しい体験を意味ある体験に変えるよう努力しよう
あなたの最愛の人が生きていれば、あなたにこのように生きて欲しい、このように人を愛してほしい、このように奉仕してほしい、と期待したであろうその期待に応えられるような生き方をしようと決心して下さい。
もちろん、すぐになんかできるわけがありません。でも、あなたならきっとできるはず(と、あの人も思うのではないでしょうか)。
【大切な人とのお別れの心の段階】
第1段階は衝撃の段階です。
悪い知らせを受けた直後、衝撃で頭の中が真っ白になってしまいます。
第2段階は抑うつの段階です。
衝撃がやや収まってくると現実がみえてきます。そうなると、今後のことが不安になり逆に気持ちが沈んできます。
第3段階は適応の段階です。
悪い知らせを受け止め、現実的な対処ができるようになります。
第1段階は1週間程続き、第2段階、第3段階は状況や個人差があります。
死別のストレスは、私達が経験するストレスの中で最も大きいものです。100歳以上で大往生と捉えている場合は死別の衝撃がある程度緩和されているかもしれませんが、どんな場合でも最大のストレスであることは変わりありません。
哀しみを抑えない心のケアが必要です・・・。

いつも1ポチありがとうございます
さいたま市は午後から雨が降っています・・・。
何だかすっかり涼しくて、残暑は戻ってくるのでしょうか・・・
日暮れも日に日に早くなってきて、秋の訪れと共に樹木希林さん、山本KIDさんらの訃報も続き心が寂しくなります。
樹木希林さんの、全身がんを公表されてからの人生観や人生の仕舞い方に、自分の生き方を見つめました・・・。
クライエントさんの中には、親しい人とのお別れが続いてしまっていたなか、テレビでも毎日訃報が続き秋の寂しさも相まって益々気持ちの整理が付かないとご相談がありました。
大切な人とお別れがあった方の心のケアで、アメリカのグリーフカウンセラー、E・A・グロルマン氏は以下10ヶ条を提唱されています。
1.どのような感情もすべて受け入れよう
死別によって、いろいろな感情が次々とわいてくるでしょう。悲しみ、後悔、不安、怒り。こんな感情を持ってはいっけないという感情はありません。自分を責めてはいけません。どんな感情が湧いてきても、OKです。
2.感情を外に表そう
涙を流してもいい。大声を出してもいい。落ち込んでいてもいい。無理に感情を表現する必要もありませんが、無理に抑えることもありません。普段とは違います。大切な人を亡くしました。感情を出してもよいのです。
3.悲しみが一夜にして癒えるなどとは思わないように
死別の悲しみがいやされるまで、残念ながら時間はかかります。覚悟しましょう。何年もかかるかもしれません。少しずつ、少しずつ、癒されていくでしょう。
4.家族とともに悲しみを癒そう
家族、親戚とともに、泣きましょう。共に思い出を語りましょう。
5.孤独の世界へ逃げ込むのは、悲しみを癒す間違った方法
深い悲しみの中で、一人になりたいと思うこともあるでしょう。でも、深い悲しみの中で、一人になると、ろくなことを考えません。深刻になるばかりです。誰に何を話しても、現実はなにもかわりません。でも、誰かと一緒にいて、誰かと共に泣き、共に話をすると、不思議なことなのですが、心が軽くなります。悲しむのは良いことですが、悲しみに飲み込まれないように。
6.友人は大切な存在
友達と話し合って、あなたの気持ちを聞いてもらって下さい。
7.自助グループの助けを借りて、自分や他の人を助けよう
あなたの気持を簡単にはわかってもらえないでしょう。でも、同じ体験をしている人なら、もしかしたら、わかってもらえるかもしれません。時には専門家のアドバイスよりも、大きな力になるかもしれません。
8.カウンセリングを受けることも、悲しみを癒すのに役に立つ
必要であれば、専門家の力も借りましょう。人に相談することは、あなたの弱さの表れではなく、乗り越えようとするあなたの勇気の現れです。
9.自分を大切に
真実の自分に気づくために一人だけになる時間を持つことです。
あなた自身が自分というものを大切にしないかぎり、あなたを真に大切にしてくれる人はだれもいないのです。
10.愛する人との死別という苦しい体験を意味ある体験に変えるよう努力しよう
あなたの最愛の人が生きていれば、あなたにこのように生きて欲しい、このように人を愛してほしい、このように奉仕してほしい、と期待したであろうその期待に応えられるような生き方をしようと決心して下さい。
もちろん、すぐになんかできるわけがありません。でも、あなたならきっとできるはず(と、あの人も思うのではないでしょうか)。
【大切な人とのお別れの心の段階】
第1段階は衝撃の段階です。
悪い知らせを受けた直後、衝撃で頭の中が真っ白になってしまいます。
第2段階は抑うつの段階です。
衝撃がやや収まってくると現実がみえてきます。そうなると、今後のことが不安になり逆に気持ちが沈んできます。
第3段階は適応の段階です。
悪い知らせを受け止め、現実的な対処ができるようになります。
第1段階は1週間程続き、第2段階、第3段階は状況や個人差があります。
死別のストレスは、私達が経験するストレスの中で最も大きいものです。100歳以上で大往生と捉えている場合は死別の衝撃がある程度緩和されているかもしれませんが、どんな場合でも最大のストレスであることは変わりありません。
哀しみを抑えない心のケアが必要です・・・。


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Last Modified : 2018-09-20