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2018-07-31 (Tue) 14:38

「星の王子さま」

自立支援医療制度:心身のお病気の医療費の自己負担額を軽減する公費です。

サン・テグジュペリが作者の名作文学といえば「星の王子さま」。サン・テグジュペリはフランス人の飛行士・小説家です。
そんな彼が書いた「星の王子さま」は1943年に初めて出版された彼の代表的な小説で、この作品は世界200以上の国と地域で出版され、世界で1億5千万冊も売れた大ベストセラーです。

私も幼いときに読んだことがありますが、挿絵はすごく覚えているけれど、内容と言われると何故か覚えていないというか理解出来ていなかったのか、大概の本のあらすじは覚えていますが言えない・・・。
でも、絶対知っている本・・・なんとも不思議な本です。

先日、本屋さんで目に飛び込んできたのがこの「星の王子さま」。今まで何度も何度ももう一度読もうと想ったのですが・・・。

改めて読み直してなんとも・・・やっとというかつくづく理解した感じです(^^ゞ

「星の王子さま」は王子さまの話を、砂漠に不時着したパイロットの「ぼく」がずっと聞いているという形式で話が進んでいきます。
IMG_3662.jpg
話を聞くと、王子さまは他の星からやって来たという。

しかも普通の家くらいの大きさしかない星。そんな王さまが自分の星を捨ててきたのは、一輪のバラが原因でした。
王子さまの星に咲いた、きれいなバラは、少し我が儘で嘘をつき王さまを振り回します。それに耐えられなくなった王さまは自分の星から逃げ出しました。

IMG_3667.jpg「点灯夫」の星。の挿絵
王子さまが廻ってきた六つの星野話を聞きます。
「王様」の星。
「うぬぼれや」の星。
「酔っ払い」の星。
「ビジネスマン」の星。
「点灯夫」の星。(点灯夫=街灯をつける人)
「地理学者」の星。


地球に来た王子さまは、バラの花が何千本も咲いてるのを見つけます。王子さまは自分の星には一輪しかなかったバラが、実はどこにでもある普通の花だったことを知ります。

キツネと友達になった王子さまは、もう一度何千本も咲いたバラの花を見に行くことをキツネにすすめられます。同じバラでも、自分の星に咲いたバラが世界にたった一輪しかないバラだと気付きます。

IMG_3663.jpg
ちょうど王子さまが地球にやってきて1周年の日。王子さまは、ヘビに自らかまれました。
自分の星が遠すぎて、からだを持っていくことができない王子さまは、ヘビにかまれるという形で星に帰っていきました。


正直、子どものころに読んだときの挿絵は記憶にシッカリありますが、内容はこうだったのかとしみじみ・・・。

「一番大切なことは目に見えない」、六つの星は権力、人気、財力など人が求める力で気をつけなければ溺れてしまう。バラは愛情の象徴でしょうしパイロットと王子さまの絆、最後はかけがえのない人との別れ・・・。

子どもがファンタジーに読む読み物というか、大人が読む内容の深いものですね。改めて感動しました「星の王子さま」・・・。





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Last Modified : 2018-08-01

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