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2013-06-30 (Sun) 10:40

梅雨時の熱中症

災害後の心ケア関連ブログ-心に不安や異変を感じる方ご覧になってみて下さい。
自立支援医療 埼玉県心のお病気で通院されている方、ご覧下さい。

梅雨の中休みにしては、長い休みのようで今週末まで
埼玉地方は雨が降らないようですが、週の後半は気温が
ドンドン高くなっていくようです。
熱中症には気をつけて下さいね。

意外に梅雨の時期に、熱中症が多いのは湿度が高くて汗が
蒸発しづらいからだそうです。

通常発汗すると体温が下がりますが、あまりにも湿度が高過ぎると
汗は水蒸気になって気化する時に、気化熱を体表面から奪うので体温
が下がります。
しかし、湿度が高過ぎると、汗が蒸発しづらいので体温が下がらない
ので、梅雨の時期にも熱中症が多くなるようです。
運動などで、滴り落ちるような状況の発汗も体温は下がらないので
吸汗性の衣類で運動する事と十分な水分を取ったり休憩が必要です。
 

・子どもやお年寄りの注意点
子どもやお年寄りはこまめな水分摂取が必要ですが、その目安は
だいたい食事以外に1日1リットル程度とされています。
それも、一度にたくさん飲むより小分けに飲んだ方が良いです。
心臓などにお病気のある方は、水分の過剰摂取はいけませんので
お医者様に良く相談された方が良いです。
子どもは普段から外遊びをさせて、暑さに慣れさせたり日陰で遊ぶ
ように習慣付けると良いそうです。


・利尿作用のある飲み物に注意
水分を取るということで、好きなものを取りがちですが、なかには
利尿作用のあるものがあります。
お茶やコーヒーに含まれるカフェイン、ビールなどの酒類に含まれる
アルコールは利尿作用があり、脱水を促進することがあり、熱中症
予防には向きません。


・冷房は適温で
暑いからといって、部屋の冷やし過ぎは、外に出た時に差が激し過ぎて
良くありません。
人の身体は寒暖に順応できるのですが、寒さに対しては神経の反応を
素早く調節できるのに対し、暑さに対しては血液や脳の温度を上昇させ
るまで待たなければならず、適応が少し遅れます。
こういったことから、急な寒暖差は気分が悪くなったり、息苦しさの原因
になります。

・脱水症状を起こしたら
軽度な場合の応急処置は、水分を与えることですが、水だけ飲むと
悪化してしまいます。
急速に水分が体内に入ることにより体液が一気に薄まり、その結果
体液の浸透圧が急速に下がります。
身体は浸透圧のバランスを取ろうとしますので、補給した水を尿や汗
として排出してしまいます。
この矛盾した状態を自己脱水と呼ぶようですが、軽い脱水症はスポーツ
ドリンクで良いようですが、糖分が高いスポーツドリンクは吸収が良い
とはいえませんし、塩分が不足で薄めて飲ませるとほぼ水を飲んでいる
のと同じです。


【簡単に作れる経口補水】
砂糖40グラムと食塩3グラムを湯冷まし1リットルによく溶かします
かき混ぜて飲みやすい温度にします。
レモンやグレープフルーツなどの柑橘系果汁を絞ると飲みやすく
カリウムの補給にもなります。





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