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2012-11-01 (Thu) 09:42

高野山2012 奥の院(二)

災害後の心ケア関連ブログ 心に不安や異変を感じる方ご覧になってみて下さい。
自立支援医療 埼玉県HP 心のお病気で通院されている方、ご覧下さい。

奥の院の御廟と、供養塔について少しご説明します。

弘法大師空海は、20歳で出家し31歳で唐に渡り正当密教を極め
遍照金剛の称号を得、帰国して真言密教を各地に広めました。
当時の帝、嵯峨天皇より高野山を賜り弟子と工人を多数伴って
登山し、開創に着手します。
これが高野山金剛峯寺のはじめといわれています。
弘法大師は、62歳かねて予言していました通り入定され即身成仏を
とげられました。

『わたしは去る天長九年十一月十二日から五穀をとらずに専ら
座禅をたのしんできた。これはみな仏法を長く持続させるための
良策でありまた末世の弟子や宗門の門徒のためである。
弟子らよ、明らかに聴けよ。汝らは謹んで教法を守れよ。
わたしが禅定に入るのは来る二十一日の午前四時である。
(中略)
わたしが眼を閉じた後にきっと覩率陀天に往生して弥勒菩薩の
御前に侍するであろう。
そして五十六億余年の後に慈尊のおともをしてこの世に生まれて
自分の旧跡を訪ねよう。』
  と弟子たちに遺告されたそうです。

一の橋から御廟まで約2㎞、老杉の茂る奥の院参道には皇室・貴族
関係を始め、法然、親鸞などの各派の開祖、上杉謙信、武田信玄
伊達正宗、豊臣一族などの名高い戦国武将、江戸時代には大名、文人
庶民にいたるまであらゆる階層の人々が、供養塔を建立しました。
その数は、2万基を越えるといわれています。
「ありがたや 高野の山の岩陰に 大師はいまだおわしまするな」という
ご詠歌に見られますように、弘法大師は今日でもここにおられるという
信仰です。
大師様のおそばにいたいと、たくさんの方々がこの奥の院に供養塔を
今も建てられているのです。

まだ出来あがっていませんでしたが、東日本大震災の供養塔が建て
られる場所がブルーシートで覆われていました。

こうやさん38 修行僧
何やらたくさんの足音と思いましたら、お坊さんたちが足早に・・・。

こうやさん36 修行僧
御廟に向かわれています。御廟橋から先は撮影禁止です。

こうやさん44 修行僧
お坊さんたちと一緒に、御廟の前でお教を聞きながら参拝。

こうやさん43 修行僧
足早に戻ってきました。

こうやさん42 修行僧
ここでも、お経を唱えられます。

さて、今回の高野山での目的にご朱印を頂くことにありました。
1日目に壇上伽藍でも頂いているのですが、まずは奥の院から
ご紹介します。

こうやさん81 奥の院ご朱印
奥の院ご朱印です。

こうやさん82 奥の院ご詠歌ご朱印
こちらは、ご詠歌を書いて頂きました。
「ありがたや 高野の山の岩陰に 大師はいまだおわしまするな」
です。
さて、明日は壇上伽藍でのご朱印をご案内いたします。






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Last Modified : -0001-11-30

Comments







非公開コメント
NoTitle
こんにちは!
お坊さんのお召し物、タイのお坊さんのと色がいっしょですね。高貴な色なんでしょうか。

>新幹線で京都駅で、Esperoさんのこと思っ>ていましたよ~(*^_^*)。
>今度は京都にも行きたいです。


嬉しいです~(^^)
晩秋の(初冬かも)京都法然院、いかがですか~
2012-11-01-10:27 Espero Lumo
[ 返信 * 編集 ]
Esperoさんへ
Esperoさん こんにちは。

>お坊さんのお召し物、タイのお坊さんのと色がいっしょですね。高貴な色なんでしょうか。

インド・中国で失われた密教の正統派を受け継ぐ密教の中の密教ということですが
お堂の中のお坊さんは煌びやかでした。普段は皆さん黒い作務衣を着てます。

>晩秋の(初冬かも)京都法然院、いかがですか~

新しい計画ですね(^^)。
ホント、京都には暫く行っていませんし、いきたいなぁ~。
法然院さんの紅葉素敵でしょうね~。
2012-11-01-10:49 masumi
[ 返信 ]
NoTitle
高野山の奥の院。
母に聞いたら行ったことがあるそうです。
どうやら、あの世とこの世の分かれ道(?)の橋があるそうですね。

あちらへ渡るときは言葉を発してはいけないとか・・・。

ううむ・・・できるかな、私に・・・。

母は5月の火祭りに行った事があるそうです。

一度は行って心が静まるって体験をしてみたいです
2012-11-01-19:13 ラーダ・ドゥーナ
[ 返信 ]
ラーダさんへ
ラーダさん こんにちは。

>母に聞いたら行ったことがあるそうです。
>どうやら、あの世とこの世の分かれ道(?)の橋があるそうですね。

はい。奥の院には、三つの橋があって、入口のところが一番目の橋で
二番目の橋、中の橋が俗に言う三途の川でここからはあの世です。
三番目が、御廟橋でここからは聖域とされています。
脱帽、一礼して入りなるべく私語は謹んでということです。

>一度は行って心が静まるって体験をしてみたいです

是非体験して下さい。私も真言宗ではないですけれど、心身清められた気がします。
まさに心が静まります。
2012-11-02-10:03 masumi
[ 返信 ]