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2012-07-25 (Wed) 09:09

お医者様の打診

災害後の心ケア関連ブログ 心に不安や異変を感じる方ご覧になってみて下さい。
自立支援医療 埼玉県HP 心のお病気で通院されている方、ご覧下さい。
「待ちつづける動物たち」in旭山動物園 太田康介さん写真展8/5までを是非ご覧ください。

湿度の高い日が続きますね。
皮膚にまとわりつくような湿気にストレスを感じます。
ルームでも、熱いおしぼりをお出しして、首筋や腕を拭いて頂きます。
冷たいタオルでと思うでしょうが、サッパリするのはホットなタオルです。

昨日、クライエントさんと健康についてお話していましたが
私も幼少期から虚弱体質と言われていた時期がありますので
お医者様とは縁が切れない日々でした

お医者様とはすっかり顔みしりになり、いろんな質問もしたなぁ~なんて
記憶をよみがえらせて、なかでも「先生、何故トントンするの?」って
聞いた時の話を思い出しましたのでそのお話をします

先生は、「先生には、身体の中の悪い所の声が聞こえるんだよ」って
おっしゃって、単純に「先生はすご~い」って思った記憶があります。

これはお医者様の基本の診察の中の、問診、視診、触診、打診、聴診の
中の打診のことですね。
問診は、どんな症状があるのか等を患者さんから聞き取ることで、視診
というのは皮膚や口の中などを観察して診断します。
触診は脈やお腹などを触って診断する事で、打診は体の各部分を叩いて
診断する技術で、聴診は主に聴診器を使い体の内部の音(心臓、肺、腸
などの音)を聞いて診断する方法です。

医学における打診の応用は1761年J.L.アウエンブルッガー医師が、酒場の
主人が樽(たる)にお酒がどのくらい残っているかを知るために、樽を叩いて
お酒の残量を調べていた事がヒントになったといわれています。
経験豊富な医師であれば、胸壁や腹壁を叩いて、肋膜炎や心臓肥大などは
すぐにわかるといいます

昔は、レントゲンやもちろんMRIのような高度な診断機器がない時代の
お医者様は、五感をフルに活用して診断されたのでしょうね。
そういえば、最近のお医者様はトントンする事が少ないですね。
聴診器も形だけかなという程度や打診をする先生は少ないと感じます。

私は最近、10年もただの気管支炎と診断されていたのが、喘息だった
というお話しましたが、現在見て下さっている先生は、お若い先生ですが
問診、視診、触診、打診、聴診となかでも脈診はとても熱心にされて診断と
投薬をしてくださっています。
聴診器をあてられて、「調子があまり好さそうじゃないですね」と言い当て
られた時は、感心してしまいました。

子供の頃、北海道の生まれ故郷でかかっていたお医者様は、鉄腕アトムの
お茶の水博士を強面にしたような先生でした。
あの先生がいらっしゃらなかったら、今生きていないというほどお世話になり
ました。現在は閉院されているようですが、感謝です






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Last Modified : -0001-11-30

Comments







非公開コメント
No title
こんばんは!
「子どもの発達について」を子ども達の成長を思い起こしながら読みました。
生まれてすぐからその子の人間形成が始まっているんですね。

私は赤ちゃんは生まれるまでは「特別好き」と言うことも無かったのですが、生まれてみるともう かわいくてかわいくて、う○ちにまでリボンがついているかのようにかわいくて、家事さえなければ ずっと抱っこしていたいくらいでした。

オットの母からは「抱き癖がつくよ」と言われたりもしましたが、「今しかこんなに抱っこできる時ってないから」と、言うこと聞かないヨメでした(^^;

私は32歳で両親と死別しましたから、「親子にもいつかお別れの時が来る。一緒に過ごせる時間は意外と短い」と思っていたのだと思います。
高齢出産でもありましたから・・・。

今じゃ二人とも大きくなって、とても抱っこは無理(^^;
赤ちゃんの時いっぱい抱っこして、チュウしておいて良かったね~って思っています。

久しぶりなのでいっぱい書いてしまいました・・。


最近のお医者さん、確かに「トントン」しないような気がします・・・。
2012-07-26-01:08 Espero Lumo
[ 返信 * 編集 ]
No title
何かの記事で、患者は医者に触れてほしいと思っている、とありました。

そうなのよね~

見ただけでわかることもあるんだろうけど、やっぱり触ってみて確認してほしいって思います。
触れてこそわかる感覚もあると思うんですよね~


いろんな先生がいますよね~
好きな先生もとっつきにくい先生も・・・。

ちょっとしかさわりもしないで、さっと薬だけ出されるとその薬が効いたとしてもなんか物足りない・・。


願わくば、腕もよくて親しみやすいお医者様がいいなぁ
2012-07-26-09:38 ラーダ・ドゥーナ
[ 返信 ]
esperoさんへ
esperoさん こんにちは。

>「子どもの発達について」を子ども達の成長を思い起こしながら読みました。 s
>生まれてすぐからその子の人間形成が始まっているんですね。

そうなんですよ。大人になって必要な事を、その年齢年齢で体験して育っていくんですよね~(^^)。

愛着の時期にたくさん抱っこしてあげるのは良い事です。

>オットの母からは「抱き癖がつくよ」と言われたりもしましたが、「今しかこんなに抱っこできる時ってない
>から」と、言うこと聞かないヨメでした(^^;

正解!その通りですよ。「抱き癖」がついたとしても一時です。ハイハイする頃には
赤ちゃんは自由が欲しくなりますから(*^_^*)。

>私は32歳で両親と死別しましたから、「親子にもいつかお別れの時が来る。一緒に過ごせる時間は意外と
>短い」と思っていたのだと思います。

それはそれは悲しいです・・・。
esperoさんの芯の強さは、そんなお辛い経験があるからでしょうか・・・。
親子の関係は一生変わる事はないですが、子供の時期は短いです。
私はたくさんの愛情を持って、ギュッとして大人になって自立できるように育ててあげられれば
最高だと思います。子育てに失敗も成功もありませんから(^^)。 

いつも、素敵なコメントありがとうございます。
2012-07-26-09:46 masumi
[ 返信 ]
ラーダさんへ
ラーダさん こんにちは。

>見ただけでわかることもあるんだろうけど、やっぱり触ってみて確認してほしいって思います。
>触れてこそわかる感覚もあると思うんですよね~

優秀な医師は問診、視診、触診、打診、聴診などによって、病気の的確な検査を指示することが
出来るということです。
無駄な検査をたくさんやらなくて良いし、早く結果らわかるということですね。

まぁ、医者も人間ですから機嫌のいい時も悪い時もあるし、患者さんとの相性もありますよね。

>願わくば、腕もよくて親しみやすいお医者様がいいなぁ

そうですね(*^_^*)。そんなお医者様に出会えると幸せですよね。
私は、子供の頃お世話になった先生のような医者に診て頂きたいです。
2012-07-26-10:54 masumi
[ 返信 ]