いじめをネット投稿するとは・・・

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今日は気温がぐっと下がって、涼しいぐらいです。
埼玉地方は梅雨の戻りのようにお天気も、数日くもりから雨模様で
一息つきますね。

今日も残念な、ネット社会を象徴した事件が報道されています。
兵庫県赤穂市内で中学生らが、小学生の男児を暴行している様子を
撮影した動画がインターネットサイトに投稿されていたという事です。
県警赤穂署は19日までに、市内の男子高校生を暴行し、けがを負わ
せたとして傷害の疑いで、動画で男児を殴っていた中学３年の男子
生徒を含め14～16歳の少年4人を逮捕したということです。

少年たちは、またもや「遊びだった」と話しているそうですが
体格差のあるしかも小学生1人を「ははは、まだ１０秒やぞ」「こら
おもれえ動画になりそうや」「顔面やんなよ」などの言葉が録音され
無抵抗の小学生を殴る蹴るを繰り返したそうです。

子供達の認識が、「いじめ」という言葉では理解できないのでしょうか？
「いじめ」の定義はされていても、「いじめ」という言葉では理解でき
ないのかもしれません。

・・・・

大津市のいじめの問題で、同市の越直美市長が月内にも男子の
遺族と初めて面会する方針を固めたということです。

また、市が早ければ今月中の立ち上げを目指すいじめの実態を調べる
外部調査委員会について、人選では遺族の意見を最大限尊重する意向
を明言したということです。

遺族側両親は教育評論家の尾木直樹法政大教授（臨床教育学）と、
元教員でいじめ問題に詳しい松浦善満和歌山大教授（臨床教育社会学）を
市に推薦したそうです。他弁護士ら２人を推薦予定。

尾木ママの愛称での尾木先生は、日本で初めていじめと引きこもりの
人数調査をされた方で、教育著書や講演なども数多くされています。

自殺した少年の父親が18日刑事告訴した罪状は、生徒のアンケートや
聞き取りから得られた内容から、暴行、恐喝、強要、器物損壊、脅迫
窃盗の6つですが、父親は必ずしも少年たちの処分は望んでいないと
しています。
「事実が解明されしっかり更生してくれる事を期待している」という
コメントがありましたが、3人は民事裁判では依然として「いじめでは
なく遊びだ」といい、いじめの意識すらない子もいるといいます。

アンケートの数も何百件と複数あり、生徒たちの聞き取りも時間が
かかる見込みだそうです。

事件が解明される事を望みますが、生徒さん達の心のケアが本当に
心配されます。




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