依存症 薬物依存

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昨日、ギャンブル依存についてお話しましたが、薬物依存に
ついてお話したいと思います。

最近いくつかの事件にもなっていますが、脱法ハーブもその一つです。
今年の4月、横浜市在住の男性（26）が脱法ハーブとみられる植物片を
吸引後に急性薬物中毒の疑いで死亡しました。
男性の友人が横浜駅近くの店で脱法ハーブを購入し、男性は友人から
勧められて吸引したということです。

他にも、このハーブを吸引後の交通事故など神奈川県警が把握している
だけで65件もあったそうです。
月当たりの発生件数は昨年の10倍の勢いで起きているとのことです。

5月下旬には米国で全裸の男がゾンビのようにホームレス男性の顔に
噛みつき、顔の大部分を欠損させるという猟奇的事件が発生しました。
男の異常行動もドラッグによるものと報じられています。

日本では規制されている成分を含むドラッグですが、同様のドラッグが
流通していると販売店主の証言もあります。
日本で起こらない保証はないと話しています。


薬物依存を引き起こす薬物は、中枢神経系を興奮させたり抑制したりして
心のあり方を変える作用をもっています。
これらの薬物を連用していると耐性がつき、同じ効果を求めて使用の回数や
量を増やしていくうちにコントロールがきかなくなって、連続的・強迫的に
使用する状態になります。

薬物依存には、薬物の連用を中断すると、落ち着きがなくなり焦燥感や
怒りっぽくなり、イライラし自己中心的になります。
情動面や意欲・道徳面の欠損により、社会で普通に生活する事が難しく
なります。借金・事故・犯罪へと発展し命も危ないのです。

軽い気持ちで手を出すと、大変な事になります。
絶対薬物に手を出さないで下さい。

自力ではやめられないのが薬物依存です。
そして、薬物依存で困っていたら、必ず専門家に診て頂いて治療を一日でも
早くすることです。

全国薬物依存症者家族連合会



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